すぐにキレる部下に対する上司としての付き合い方

相手の立場

 

 

いろいろなことから部下がストレスを溜めこんでいることから目をそむけてはいけません。ちょっとした上司の言動、行動によって部下がストレスを溜めこんでいても、それを少しもわかっていないのなら問題です。

 

 

部下のストレスを手に取るようにわかるというというのも難しいのですが、少なくとも全く気付かないというのも問題です。付き合いたくもないのに上司から飲みに誘われるというのも部下のストレスになります。「今日はパーッと飲みに行こうか?」よりも、「たまには早く帰った方がいいんじゃないか?」と言う方がいいかもしれません。部下の仕事終わりの貴重な時間を尊重しましょう。

 

 

偏見を持つのも危険です。若い部下がみんな「ゆとり世代」だと決めつけていませんか。部下がちょっとでも非常識なことを言おうものなら、「彼らはゆとり世代だから」と口ぐせのように言っていませんか。「ゆとり教育を受けた世代」の人達をゆとり世代と言いますが、もちろん、しっかりしている人はたくさんいますし、ゆとり世代の人みんなが問題であるわけではありません。まじめな部下にとっては、そうした言動こそ「非常識」ということになるでしょう。

 

 

基本は、あくまでも部下の側から考えて、その上でどういう対応をしたらいいか、ということです。